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2013年11月

今日の稽古っ(2013年11月23日~24日 ビッシバシ稽古ですよ)

仙台市内が楽天の優勝パレードで賑わう週末。
優勝パレードに負けずこちらも頑張るっす!・・・と思った矢先に
笹の右目の下瞼にモノモライが出来てしまい、
土曜日は急きょ眼科を受診したため休ませて頂きました。
幸い、酷いものではなかったため切開まで至らず、
日曜日の稽古に参加させて頂いたのですが。

・・・が。
今週は会員の方々のご都合が合わなかったようで、
土曜日の稽古 参加者1名。

!!(゚ロ゚屮)屮 エェェ

「道場で一人で稽古したのは久しぶりだった」と昨日を振り返るS先生のお話を
笹はのほほんと伺っておりましたところ。

日曜日の稽古 参加者2名。(笹を含む)


!!(゚ロ゚屮)屮 ヒョエェェ

・・・というわけで、今週末はS先生と笹の1対1、稽古をビシバシ行いました。
稽古場がとても広く感じます・・・!
本日はウォーミングアップで大日本抜刀流、
正座の前、右、左の業について体捌きの稽古をメインで行いました。
稽古方法は、稽古場に設置されている鏡の前に立ち、
先生が抜かれた業を、少し間を置いて笹が続けて行うやり方と、
先生と笹が交互に行うやり方の2種類で行いました。

笹は自分だけで稽古を行うと、自分の業への内省になってしまい、
改善するにはどうしたらいいか・・・と、業を頭だけで考えがちになってしまいます。
自分以外の他者との稽古・・・先生の動きと自分の動きをリンクさせることにより
動きや体捌きの違いを感じることができる他に、
鏡の前に立つことで違いをはっきりと見ることができます。
鏡の前で行う稽古は笹には理解しやすくてぴったりです。(^-^)v

いざ鏡の前で稽古してみると自分の業がなおざりになっていたことがよく分かります。
そして先生からも眼光鋭いご指摘がバシバシ飛んでまいります(-_-;)
業というのは例えば大日本抜刀流の奥「前敵逆刀」の場合、
理合いは考慮せず業の内容だけでいえば、
逆右袈裟斬り(一刀目)+右袈裟斬り(二刀目)の組み合わせで業が成り立っています。

運剣は一刀目が下からの斬上げに対し、二刀目は上からの斬下げとなっており、
真逆の運剣になっています。
笹は逆袈裟切りと袈裟切りの運剣をやることばかりに気を取られ、
正しい体捌きで正しく運剣を行い、正しく業を行うことを疎かにしていました。

理合いを考慮すれば、前敵逆刀は一刀目で相手を斬りきることができなかったので、
次の手として二刀目を出してとどめを刺すのですが、
笹の場合、理合いを考慮するもなにも、なにやらワカラナイ業をやっていたことになります。
・・・目的もワカラナイような「死んでいる業」というのは、
業ありきではなく、業と業の運剣ありきとか、
本筋と外れたことを業自体を考えていくことから生まれていくのでしょうか・・・。
業と業の間の運剣は、業を正しく鍛錬することの積み重ねで生じるものであるので、
まずは業をひとつずつ丁寧に行い、正しく業が出来るようになった将来
業と業の間を徐々に詰める稽古を行うように、というご指導を頂きました。
業を丁寧にがんばりますm(_ _)m


その他に、正座の前、右、左の体捌きの研究を行いました。
大阪のN先生から頂いた書簡をもとに行ったのですが、
体の重心、軸の位置をの移動の仕方次第で体を楽に、素早く動かせる方法が
あるんですねー。面白かったです(^▽^)

漢字の書体に楷書、行書、草書がありますが、
正しい動き、正しい運剣を学ぼうとしている笹の業を「楷書」とするのであれば、
業を幾年も鍛錬を行った先生方の業は「行書」「草書」といったところでしょうか。
N先生の書簡の内容は「草書」レベルと思います。

楷書のできない笹が草書レベルの話を伺っても「???」が多かったのですが、
「正しい業」が出来ることが大前提で、予備知識として草書レベルを勉強して
自分の「引き出し」を少しずつ増やしていけたらいいなぁと思いました。

まだまだ頑張れる!
まだまだ頑張るぞー!
・・・と思った本日の笹なのでした。

今週の稽古っ(ストーブ点けました 2013年11月16日~17日)

♪ぴんぽんぱんぽん♪

業務連絡、業務連絡。当会の皆様へ業務連絡です。
今年の大掃除は12月中旬・・・2週目か3週目の週末になる見込みです。
当日は汚れてもOK!な恰好でお越しくださいますようお願い致します。
尚、掃除後は普段通り稽古を行いますので、
道着、刀を忘れないようご注意お願いいたします。

以上、当日道着を忘れたことのある笹からの業務連絡でした。

♪ぴんぽんぱんぽん♪


il||li _| ̄|○ il||li ツイ ワスレテチャッタンダモン



☆☆☆☆☆

今週の火曜日に初雪が観測された仙台。
頬をピリピリさせるような寒さを感じた今週末、
念願のストーブが登場しました(^▽^)アタタカイデス

今週も書きたいこといっぱいあるですよー。
厚手の道着を着て、袴の下にウォーマーを履いて防寒対策バッチリの笹です。
今後はネックウォーマーと黒足袋+靴下がプラスされ、
頭から足の先まで重装備になってまいります。( ̄▽ ̄)レッツ ジュウソウビ

★まずは昇段試験のコトから。
稽古の際に、先生方から「そろそろ昇段試験ができそうだね」という
お話がありました。
当会の所属する連盟では、初段~5段までは門下道場の先生方が門下生を審査する、
いわゆる地方審査を行っております。
6段以上は名古屋本部に集まり、毎年5月に各支部の先生方から審査を受けます。

日取り決めが比較的自由な地方審査を受けられるのは、
IさんとHさんと笹の3人。
頑張って参りましょうねー(^▽^)v


★次に稽古のコト。
今週はウォーミングアップで早抜きの他、組太刀と刀法、
大日本抜刀流、立業、正座の通し稽古を行いました。
「なんかイズイ(仙台弁。塩梅がよくない、違和感がある)なぁと
ずっと思ってたんだけど、ようやくわかった」ということで、
山ほどのご指摘を頂きました・・・。 il||li _| ̄|○ il||li

・柄掛かりについて、左手が鞘に触れるまでの早さに対して、
右手の柄掛かりの早さが遅すぎる。左手は鯉口を切っていない。
・諸手突きについて(居業の両詰、大日本抜刀流の斬突刀など)、
突いた諸手の位置よりも切先の位置が低く、しかもへっぴり腰になっている。
突く狙いが相手の腹部より下がっており、突きが一番有効となる角度になっていない。
・抜き付けについて、抜き付け後の右手の位置が横に行き過ぎている。
・抜き付けたた剣線が、やや切り上げになっている。
・立膝の颪について、なぎ倒す際の脚の位置。

・・・。

・・・・・・。(遠い目)

・・・・・・。(ちょっと周囲を見回してみる)


が、頑張って克服できるよう心したいと思います・・・!


★刀剣のコト

♪刀を勉強できるなら 笹はどこでも参ります~♪

・・・ということで、今回は刀剣類登録審査会に同行させて頂きました!

先週の日記にも登場した真剣のモリさん。
当会のS先生は縁あって知人の方からモリさんともう一振りの刀を譲り受けたところ、
もう一振りの刀・・・ツギさん(仮名 結構な年齢)に登録証が
添付されておらず、知人の方による紛失してしまったとのことでした。

先生が宮城県の文化財保護課に問い合わせた結果、
ツギさんの情報を都道府県全域に発信して登録証の有無を確認することとなり、
2ヵ月に1回のペースで県内各地で行われている「銃砲刀剣類登録審査会」で、
発信するためのツギさんの情報(長さ、反り、銘、その他特徴)を
専門家にお願いすることになりました。

ワクワクしながら審査会場に入ったところ、審査員は2名。
法華三郎信房刀匠(大和伝を復古した方)、日本刀剣保存協会の宮城支部の方。
・・・まさか法華刀匠を目の前で見られるとは思わなかったですー(T▽T)スゴイ

S先生からツギさんを受け取ると、審査員の方は慣れた手つきで目釘を外し、
法華刀匠が淡々と茎と体配のチェックを行います。
傍で控えている係員に、ツギさんの容貌を用紙に書くように指示します。

法華刀匠「大磨上げ。・・・肌は柾目にながれ杢目。刃紋は丁子。
・・・時代は・・・鉄は加州か・・・? 時代は室町。」
笹「カシュウ???」
S先生「鉄は加州とおっしゃいましたが、どうしてお分かりになるのでしょう?」
法華刀匠「鉄だね。新刀以降(江戸時代~)は鉄が若いからわかるんだよ。
それ以前となるとなかなか分かりづらいね。
例えば室町期に鎌倉期の写しをしたりしていると、(作られた時期が)わからないこともたまにはありますよ」
S先生「ほぉぉぉぉ(感嘆)」
法華刀匠「白鞘は素人の人が作ったと言っていたけれど、この白鞘はプロの仕事のモノだよ。」
S先生「そうなのですか。譲り受けた人は知り合いが作ってくれたと申していました」
法華刀匠「いやいや、素人に白鞘の鯉口に角を嵌めたり、目釘穴用の鳩目は手に入らないからねぇ。これはどう見たってプロの仕事だよ」


刀剣の本を読む以上に、面白いお話が聞けました(^▽^)v
これを目の前で聞けたのはとっても良い収穫となりました。
先生、また登録審査会に出かけることございませんでしょうか!!?



今週もいろいろあったなー。
来週もまた、頑張りまっす。

今週の稽古っ(モリさんの修復 2013年11月9日~10日)

赤や緑、金銀で華やかに彩られ、すっかりクリスマスカラーになった仙台。
普段ならその装飾に喜んでいるのですが、
赤や緑色を見ると、モリさん(2013年11月3日参照)を思い出しております。
今年の笹は一味違います・・・。(←変わりなく見えますよ)

モリさん(仮名 結構な年齢)の印象を申しますと、
体配はほぼ反りがなくすっきりとして印象。切先は小丸。
板目肌が流れてやや柾目肌が入った鍛え肌にやや浅い直刃があり、
直刃と肌の間に荒沸と沸がやんわりと雲のようにゆらいでおります。
茎は生茎です。

刀装は、柄巻が深緑色の木綿糸で組まれており、鞘は黒と赤の紗模様の露塗り。
鈍い金色のクワガタがついており、月を模したような可愛らしい形です。

まさにクリスマスカラー!そして何か可愛らしいモリさん。
試斬り以外で初めて鞘に納めた刀なので思い入れもあります。
モリさんは笹をどう思っているのか分かりませんが、
出来れば、笹を気に入ってくれるといいなぁ・・・と思っています(^-^)

そんなモリさんは長年人目に触れていなかったせいか、
刀身はところどころ黒錆、茎には赤錆が出ており、鞘の栗型も取れてなくなっています。
切羽も一枚足りず、鍔と鎺(はばき)はぐらつき、
目釘を無理に押し込まれてしまったのか目釘穴周りの鮫皮が割れてしまっています。

今回はモリさんを居合で使えるくらいまで修復するため
地元の鞘師さんの元を伺うとのことで、笹も同行させて頂きました。
そんなこんなで、今回は取材内容をピックアップしました。
修理する内容について、もしかしたら何かのお役立てできたら幸いです
宜しかったらドウゾ(^▽^)

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本ブログに掲載している日本刀に関する記事を、まとめました。
最新の情報は【たまに更新】日本刀のお手入れ・修復 豆知識にアップしています。





☆☆☆☆☆


鞘師さんは当会の先生方がお世話になっている方で、
鞘師さんご自身も剣術を嗜まれたご経験をお持ちでいらっしゃいます。
工房にお邪魔すると、鞘師さんはモリさんを素早く分解してしまいました。
モリさんと刀装具をひとつひとつ調べながら、どこを修理するか話を伺いました。

☆茎(なかご)の赤錆の取り除き方
赤錆は刀を朽ちさせてしまうので注意が必要。発生したら取り除く必要がある。
茎に刀油を塗ってしばらくすると赤錆が浮いてくるので、それをふき取る。
それを何度も繰り返すことで赤錆を取ることが出来る。
油は刀身の手入れをした時に手に着いたものを塗る程度で十分。
赤錆のふき取りは歯ブラシで擦ることでも取ることも出来る。
勧めないが赤錆がひどい場合は一番細いワイヤーブラシで擦る方法もある。

☆茎の黒錆の取り除き方
黒錆は刀を朽ちさせることはないので発生しても大丈夫。
軽い黒錆は刀身に打粉を打って拭うことを繰り返すと取れることもある。
(モリさんには打粉を打って黒錆を取り除こうとした跡があるとのことでした)

☆赤錆と黒錆の関係
赤錆の層の下に黒錆の層がある。

☆柄巻の目釘穴の補修
目釘穴が大きくなってしまっている場合は、穴を小さくすることはできない。
補修は穴より大きい四角型の木を埋め込んでから、穴を開け直す。

☆鍔と鎺(はばき)
茎と茎櫃穴の間にある隙間を責め金を作って埋める。
(元から縦割れがあった)鎺は交換。素赤で作り直す。

☆柄巻の糸
柄頭と縁金と、柄巻糸の高さが均等ではない。
糸を巻いたのは職人ではなく、おそらく素人が巻いたのだろう。
その証拠に、柄頭に巻きつけた糸の結び目の位置が逆になっている。
(通常は刀の表よりも裏のほうが結び目が柄頭近くに来る。糸の組み直しは
おそらく戦後に行われたもの)

鞘師さんのお蔭で、モリさんに触れてきた人の存在を知ることが出来ました。
触れてきた人の多くはきっと、もうこの世にはいない方々でしょう。
ずーっと昔に生まれたモリさんは人から人へ渡っていくなかで、
いろんなことを眺めてきたんだろうなぁ。
どんな人と逢って、どんなことを見てきたんだろうか。
鞘師さんのお話を伺いながら、笹はドキドキときめいておりました。

鞘師さんは一目見るなりモリさんを診断し、こまごまとした修復が必要とのことで、
モリさんは年末くらいまで鞘師さんが預かって修理して下さることになりました。
モリさん頑張れ~(>_<)

今週の稽古っ(2013年11月2日~3日 今年もまだまだイベントありまっす)

コナミ日本シリーズで盛り上がる仙台市内。
プロ野球とは関係なく笹も盛り上がってますよー!
今年も年末まで、居合関係でいろいろありそうです(^▽^)
年末までモソモソ突っ走りたいと思います。

☆☆☆☆☆

書きたいコトたくさんあるのですよー。よー。
今年一番冷え込みが強かった土曜の朝。
当会の道場も冷え込んで足の指先がキーンと痛いです。
ウォーミングアップも兼ねてやってみようかということで、
片手早抜きを先生方に教えて頂きました。
文字通り「早抜き」という練習用に考案された業を順番に行うのですが、
早抜きとは違い、右手のみで斬り下し、血振り(大血振りに似た所作です)を行います。

動作がゆっくりであれ早くあれ、臍下丹田に力が籠っていること、
体幹が盤石であること、右手指の締めが出来ていることが基本として求められるため、
基本が出来ていなければ、動作がゆっくりであれ早くあれ、
体ごと刀に振り回されてしまいます。
「練習用」といいつつも相当ハイレベルなことが求められる業だなと思いました。

今回はゆっくりとした動作で片手早抜きを行いましたが、
笹は完全に刀に弄ばれておりました(^▽^;)アソバレマシタ
結構しんどかったス。
片手早抜きの業は森繁樹先生が演武されている映像がYOUTUBEで閲覧できます。
河野先生はご生前に
「居合というものは上手下手よりも、
あの人の居合は何かいいなぁ、と思わせるものでなければならない」と仰っています。
演武される森先生の風格・・・大変僭越ではありますが笹は大好きです(^-^)

☆☆☆☆☆

昨日程ではないけれど、ちょっぴり冷え込みが強い日曜日の朝。
稽古場では笹が大ピンチになっておりました。

笹「ひーーーーーーーっ」
S先生「左手は鯉口をしっかり持つ。そんな持ち方したら納刀で手切れるぞ」
笹「ひーーーー」
S先生「危ないから刀の切先と鯉口をよく見て、(よく見ないと)指切るから」
笹「ムリムリムリムリ、納刀できません! わーー」
S先生「はいはいはいはい、いいからいいから(やれ)」

本稽古前に、とある刀を笹が抜き付けと納刀できるのか、という話になりまして。
先生を散々手こずらせて数分後に、帯びた刀を鞘に納めることが出来ました。
先生、お手数おかけして申し訳ありませんm(_ _;)m

刀の銘はモリさん(仮名 結構な年齢)。
先生が縁あって貰い受けた真剣なのだそうです。
居合の稽古で使えると診断されたモリさんは今後、
多少の手入れが入れられていくこととなりました。

そんなモリさんを帯びて抜き付けと納刀をやらせて頂きました。
モリさんは普段使っている刀よりも身幅が細く、刀身は黒光りしています。
静かに目を開いて笹を値踏みしているような気がしました。
年齢も笹よりずーっと年上ですから・・・「私を使うことができるのか」という雰囲気です。
手に取ったモリさんからは引き締まった重みを感じます。
風格も重みを感じます。

模擬刀と真剣は・・・こんなにも違うのですね。
先生方の刀に触れる機会はほとんどないので、
抜き付けや納刀をやったのはモリさんが初めてです。
真剣って・・・・・・すごいですね!

モリさん、はやく手入れしてもらえるといいですね(^▽^)v
笹も早く真剣が持てるようなレベルになりたいなー。

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