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2014年7月

今週の稽古っ(2014年7月26日~27日 あぢぢぢぢ)

日本全国がそうであるように、チリッチリに焦げそうなくらい
アツイ日差しが降り注いだ宮城県は仙台。
旅支度を始めた親ツバメが忙しそうに空を飛び、
子ツバメたちは飛行訓練の真っ最中の空の下、今日も今日とて稽古です。

☆☆☆☆☆

稽古場では、S先生と笹が竹刀を交えて競り合っておりました。

笹「やぁっ」
S先生「もっと大きい声を出す! そんな小さい声で相手を圧せられる~?」
笹「やあぁぁっ」

本日の朝稽古では「気剣体」の習得を目的とした、
大きな声の出し方をご指導頂きました。
笹は日頃から声が小さく、太刀打ちに至っては相手の声にかき消されております。
相手を本気で斬る(剣道でいえば打つ)には、刀を繰り出す技術、
技術を支える体捌きはもちろん、その他に自分の士気を鼓舞すると同時に
相手を挫くような気合いが必要となります。

居合では、太刀打ち・組太刀系の業を除けば、
声を出す業が「刀法」のみであることでもわかるように、
居合の特徴のひとつに、声は出さず気合いの内に含み業によって表すことが
挙げられます。
腹から発する声によって刀(あるいは竹刀)に乗せられる力を
呼吸のみで生み出す必要があるということだと思います。

滅多に声を出さない・・・逆にいえば発声できる業は
声を出す事で得るコトも多いはずで・・・笹のように相手の声にかき消されるようでは、
仕太刀をやっても太刀打ちで得られるコトは少ない・・・ということです。

・・・ということをお教え頂きつつ、朝稽古ではガンガン声を出しました。
S先生「じゃあ、面打ってみようかー。面打ってこい」
笹「めぇえぇええぇん!」
S先生「声が短ーい! もっと声出す! 腹から声出す!」
笹「めぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇええぇえん!!」

ガンガン声を出してはいるのに、
競り合いではS先生の竹刀に壁際まで追い詰められておりました(^▽^;)キャー

そんなこんなで腹から声出して気合い十分。
S会長、Y先生、A先生も稽古場に集まり稽古が始まります。
笹は例の「刀法」の元太刀をやらせて頂きました。

業1本目「前斬り」
横一文字の抜き付けで相手を斬る。
し損じてしまったので諸手斬り下しで気合いとともに確実に斬る。

----- さっきまでの稽古の成果を出すのだっ (`・ω・´)
----- いっぱい大きい声を出すのだっっ (`・ω・´)
----- 頑張るのだっ。 (`・ω・´)


笹「めぇぇぇぇぇぇえん・・・・・・・・・って、あれ?」



S会長「・・・なんだか掛け声が(”エイ”じゃなくて)”面”と聞こえた気がするな」

S先生「笹ぁっ・・・・・・頼むよちょっと!」





掛け声間違えマシタ  il||li _| ̄|○ il||li




☆☆☆☆☆


朝っぱらから”天然ボケ”の称号を頂きました☆笹です。
当会のホームページ、更新しました。

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伝承会ホームページ更新のお知らせ

滋賀居合道友会様と相互リンクさせて頂きました!
ならびに当ブログの「剣友リスト」にも追加させて頂きました。

▼伝承会ホームページ▼
http://homepage2.nifty.com/apfel/

先日大阪遠征でお話をさせて頂いた滋賀のKさんから
リンクのお話を頂きました。
Kさんは滋賀で活動されている居合愛好会に所属されており、
ホームページもKさんが運営管理されております。

当会へのリンクを貼って頂いた際に、
とっても素敵な画像を用意して下さったのでちょっとだけ紹介。
(下の画像  左:Kさんのホームページ、右:拡大図)

140727

いぎなしすげーっ(とんでもなくすごいの意味)
Kさん、さすがです!
素敵な画像作って下さりありがとうございます!

宮城県は牡蠣・海鞘をはじめとする魚介類、
山菜も美味しいですよ~。(^▽^)v

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今週の稽古っ(2014年7月19日~20日 雨ざーざーです)

雨の降らない朝、近くの林から蝉の声が聞こえるようになってきました。
大きな囁きと小さな呟き声が幾度も連なる様子は、漣のようです。
起きるまでにまだ時間がある時、
枕元で何気なく蝉の漣を聞いて過ごすのが楽しみになりました。

三連休の中日、且つ学生が夏休みに入り賑わう仙台市内。
巷は連休でも、21日は通常通り出勤ですよ☆笹です。
先週の大阪遠征の余韻から抜け出せず、
アタマからネジが多数落っこちた状態でお送りしております。
起動出来ていることがまったくもって奇跡です(笑)


☆☆☆☆☆


今週の稽古は通し稽古(抜刀流、正座、立膝、立業、居業)と、
大阪遠征のお土産話がメインとなりました(^-^)

今回の遠征は一泊二日、名古屋~多治見経由で大阪入りしました。
多治見は河野先生のご生前、懇意にされておられたH先生のご自宅があり、
河野先生のお話を伺うためお邪魔させて頂きました。

H先生は骨董から甲冑、日本刀や日本の建築様式まで多岐に渡り研究されており、
なかでも日本刀は少年時代から大好きで、
お小遣いを貯めては刀や拵えを少しずつ集めたそうです。
居合を始められたのは社会人になられた後だったと思います。
ある日の演武会で、H先生はご自身で集められた拵え、
ご自身で作られた鮫皮を貼った鞘(おそらく梅花皮ではないかと思いますが)で
参加されたところ、その拵えに興味を持たれた河野先生から声をかけられたそうです。

それ以降、演武会、稽古後のお酒の席で日本刀の話を交えるうちに意気投合し、
日本刀はもちろん、なんでも相談しあえる関係になっていきました。
H先生は実のお父様を早くなくされていたこともあり、
河野先生を「親父」のように慕い可愛がって頂いたと話されていました。
河野先生の奥様、H先生の奥様も家族ぐるみでのお付き合いが続いたそうです。

H先生のご自宅では、河野先生が使われていた剣道の竹刀、木刀を拝見しました。
河野先生のエピソードを拝聴する度に相当な「メモ魔」だったと常々伺うのですが、
今回も・・・木刀はもちろんのこと、
竹刀に至っては竹ひとつひとつに河野先生が書を彫られておられました ∑(゚∇゚) スゴッ
その他、竹刀の柄にちょっとした細工が施されており、
竹刀が日本刀の柄を握った手の裡で握れるようになっていました。

河野先生は剣道 範士9段を持っている方です。
竹刀で打たれれば・・・・・・相当、痛い☆
しかも竹刀を日本刀の握りで打たれれば・・・・・・壮絶に、痛い☆

H先生も河野先生と剣道の稽古をされた経験があるそうで、
打たれれば涙が出るほど痛かったそうです・・・(^▽^;)ワカリマスー


河野先生のエピソードを拝聴しつつ、応接間に通され。
応接間にはH先生のとっておきの日本刀三振りが座卓の上にありました。
・・・笹の血ががぜん騒ぎます (-_☆)キュピーン

今回拝見した日本刀は刀 高橋貞次 二振り、短刀 氏房 一振り。
高橋貞次は刀匠として初めて人間国宝になられた方で、
皇室の守り刀を作られた経験もある方です。

H先生は丁寧に刀油を払って下さり、
茎(なかご)を示しながらニコニコお教え下さいました。
「鉄味がまったく古くないでしょう。これは良い鉄を使っているからですよ」
貞次は戦前に鍛えられた刀ですが、茎の状態はとても瑞々しく、
鍛えたばかりの刀のように見えました。


笹の拙い言葉で刀の様子を伝えますと。(ちょっとうろ覚えもありますが)
貞次は一振り目は長さは定寸、身幅広く中切先。反り大きく腰反り。
肌はよくつんだ小板目。
スラリとした反りに広い身幅が大胆さと雄々しさを感じさせます。
雄々しさの中に鎺元(はばきもと)から溢れ出る朝霧のように
白く柔らかい匂出来の湾れ刃文が切先へ立ち上り、
更にその湾れの朝霧の中に幾重にも折り重なったかのように
表れた丁子乱れが繊細さや可憐さを感じさせます。
柔らかな刃文は横手にさしかかる頃には激しいものに変わり、
雷や炎のように猛々しい大乱れの刃文が帽子を打ちつけ、
その強さをさらに増すように2本の樋が刀身を貫きます。

二振り目は長さは定寸、身幅狭く中切先。反り大きく腰反り。
肌はよくつんだ小板目。
鎺元の身幅に対し切先が細く、柔らかで繊細、静かな印象を受けます。
風に凪ぐ柳のような細身の姿に、鎺元から溢れ出る匂出来の湾れは
丁子乱れを内に含み、水辺に指しこむ光のような柔らかさを見せます。
光のような湾れはゆっくりと波立ちながら切先へ昇り、
繊細ながらも強い刃文が帽子を打ちつけます。
一振り目が男性的だとすれば、二振り目は女性的な印象です。


素敵。氏房も、氏房の拵えも職人が全身全霊をかけたことが
よく伝わってくる見事な銀細工。とっても素敵でした。
見る角度、光によって、刀にいろんな情感があるものなのですね。
ご一緒させて頂いた先生方を差し置いて見入ってしまいました ( ̄▽ ̄)
もっと見ていたかったくらいです(笑)
H先生は刀を作るには集中力と精神力の強さが求められると仰っていました。
美しさと強さを感じさせる裏には、そういった力が作用しているのですね。

今回の遠征は剣士の方々とお話できて、
日本刀も拝見出来てとっても勉強になりました。
楽しかったです(^▽^)

居合、頑張ろう。


あ。そういえば。
多治見といえば、五箇伝のひとつ”美濃伝”がある関が近いのです。
土地勘がなかったので気が付かなかったのですけれど、
関は名古屋からもそんなに遠くないんですよね。
昔は関の刀鍛冶さんたちが刀の需要に応じ、
都と関の里を行き来していたのかなぁと想像すると、
刀がより身近に感じられるような気がしてワクワクする笹なのでした(^▽^)v

御礼(2014年7月12日~13日 大阪へ遠征してきたですよ)

只今、睡魔からボディーブローを叩き込まれてます☆笹です
リングサイドに追い詰められている故、今回ばかりは逃げられそうにないです。
書きたいことがたくさんあるのですけれど、手身近に轟沈する前に急がなくちゃっ。

大阪のT先生・U先生はじめご門下の方々から
今年もまた温かく迎え入れて下さり、滞りなく奉納できましたこと
心より御礼申し上げます。

また、駅まで車でお送り下さったH先生、
大変お手数お掛けいたしました。お蔭様で無事に目的の新幹線へ
乗ることができました。
お身体くれぐれもお大事になさってください。

刀を見せて下さったF先生、素敵な刀を見せて頂き、
有難うございました。
皆焼刃は初めて拝見致しました(^▽^)

映像媒体を下さった滋賀のKさん
媒体をわざわざ持参下さり、大変恐縮致しております。
Web担当として互いの困りごとを少し交換できたかなと思います。
ソフト、ハード、互換性等の物理/技術的な相談にのって頂き
大変勉強になりました!


さぁ、来週からまた張り切ってまいりたいと思いますっ



(´△`)Zzzz・・・。o○

今週の稽古っ(2014年7月5日~6日 蒸し蒸し暑つ暑つ)

自分の持っている刀・・・笹の場合はモリさんですけれど、
話すことができたらいいなぁ。

モリさんの件で戊辰戦争の話や、歴史の話で盛り上がっている当会。
当会きっての歴史家・Y先生による歴史講座がとっても楽しいです(^▽^)

モリさんの美術刀剣登録証が発行されたのが秋田県だったということから、
秋田県と戊辰戦争つながりで、
今週は奥羽越列藩同盟で起こった事件のお話を伺いました。

戊辰戦争の折、新政府に抵抗するために結成された奥羽越列藩同盟。
藩内の意見が齟齬を産み、同盟から離脱しようとした秋田藩を、
同盟に留まるよう仙台藩士12名が説得に向かいました。
そこで意見が対立し、仙台藩士は秋田藩士により暗殺されてしまいます。

笹の憶測通り、もしモリさんが福島から秋田へ流れ着いていたとすれば、
その事件を秋田で聞いていたかもしれないねぇなんて話をしました。

見聞きしてきた日本のことや、前の持ち主のこと、
持ち主が自分(刀)とどんなふうに接してくれたかとか、
刀が話してくれたらどんなに楽しいかと笹は思いました。

笹「刀が喋ってくれたらいいですねぇ」

S先生「えぇぇっ!? 本当に喋れたら大変だよ、
     人前で突然『実は人を3人斬ってます』って喋られたら大変!
     お前(刀)何を人前で言うか黙ってなさい!・・・ってなる」

笹「・・・・・・」


  コ   ン   ト   じ   ゃ  な   い   で   す   し



刀に過去のことを喋られたらたしかに大変ですね!
モリさんが私から誰かの元に行った時、その方に笹のことを言われたら大変!

モリさん「前の持ち主は女性だった。・・・居合で私を使っていたんだが」

次の持ち主さん「ふむふむ」

モリさん「”ぱそこん”という箱が好きで、”食品さんぷる”とかいうものを愛でていた。
 自室で木刀を振り回す姿は、あれは女性ではない気がした」

次の持ち主さん「それはそれは・・・大変ご苦労が多かったようですね」

とか言われてそう(笑)
刀を所持されている日本全国のお宅で暴露話が毎日勃発(笑)
ひとり暮らしであっても話し相手には事欠かなそうですね。
話し相手になれれば、相談相手にだってなれます。
今日の晩御飯のおかず・・・果ては恋の相談したりして ヽ(´▽`)/

主婦「今晩のおかず、お肉とお魚、どっちがいいかしら!?」
刀「・・・冷蔵庫に魚がある。甘辛く煮つけるとよろしいだろう」

とかっ (≧m≦)

誰か「好きな人がいるんだけど・・・」
刀「そうですか・・・話したくなったら話して。相談にのります」

とかっ (≧∇≦)ノ

刀が話せたら・・・笹の妄想は膨らみます(笑) ← 勝手に膨らんでてください
あああ、歴史の話とずいぶんズレた。

☆☆☆☆☆


妄想はともかく、来週の大阪遠征は現実です☆笹です。
大阪で居合の活動をされている方々より奉納演武大会へお招き頂きまして、
参加される先生と笹もご一緒させて頂くことになりました。
毎年お邪魔させて頂いておりますが、いろんな剣士の方々とお話できるので
今からとっても楽しみです。(^-^)v

そんなわけで、今日も今日とて汗だくだくの稽古です。
普段の稽古も最後とあって、普段以上に熱が入ります。
今週は業48本すべて通し稽古した他は、自主練がメインとなりました。

笹は自主練で、不得意とする体捌きを練習しました。
桐の木刀で出来る動きが刀を実際に持てば出来ず、難しいです(>_<)
木刀の重みも少しずつ感じられるようになりました。

木刀で出来るのであれば、問題は刀を持った時の手・腕・指先など、
動きに関る体の動かし方ではないかと思っています。

横一文字から諸手振りかぶりになる際の右手の動線、
脛囲いの動作と、脛囲いから諸手振りかぶりになる動線、
立膝「横雲」に代表する立膝の座り方から抜き付けに至るまでの体捌き、
正座「月影」に代表する片手抜き付け後の諸手袈裟斬りに至るまでの体捌き。
あと大血振りをする直前に、刀の切先が急に上がる。

先生方から笹の動きを見て頂くと、
上記の動きで、微々たるところで無駄な動線が含まれているのだそうです。
例えば、横一文字から諸手振りかぶりになる際の右手が、
頭上で左手と合わさる直前に、頭上で動いていたり。

大阪は堅下のH先生曰く「今日言うて、今日直らん」
(今日指導したからといってすぐには直らない。時間をじっくりかけて直していきなさい)
とも言いますので、
来週末まで直すのは無理にしても、直す時間を早めていけたらと思っています。

あとは・・・立膝の業ももっと集中して稽古しないとです。
朝稽古で立膝の「颪」をやったら、
体の各部の動きと刀の動きが合っていなさすぎたらしく、
その場で見ていた先生があおむけに床に倒れてました(^▽^;) ハハハ

「笹ももう参段なんだからさぁ・・・」とチクっと刺されることもしばしば。
足りないこと山ほどありますが、頑張ります~っ(>_<)ノ


そういえば。
朝稽古の際に、日本刀の五箇伝(大和、山城、備前、相州、美濃)について、
”伝法”としてカテゴライズした時代は江戸なのですが、
江戸以前に上記の作風で刀を作っていた時代に「備前伝」とか”伝”という
文字を使っていいのかどうかで、ちょびっとバトルしました。
カテゴライズされる前の時代では、
笹は”伝”という文字は使えないと思うのですが・・・どうでしょ。
日本刀の勉強も負けませんよっ。

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