« 今週の稽古っ(2014年12月6日~7日 初雪です) | トップページ | 大掃除とお菓子祭りと寿命さん(^▽^)v (2014年12月20日~21日) »

今週の稽古っ(2014年12月13日~14日 大掃除は20日ですよ)

♪ぴんぽんぱんぽん♪

・・・・・・。

♪ぴんぽんぱんぽんぴんぽんぱんぽんぴんぽんぱんぽん♪(連打)


業務連絡、業務連絡。

当会の皆様へ大掃除について業務連絡致します。

今年の大掃除は12月20日(土)に決まりました(^▽^)

参加される方は、当日は風邪をひかないよう暖かい服装でお越しください。

尚、稽古場の床を雑巾がけ致しますので、
足元が濡れてしまう可能性があります。
室内ではける履物を持参されることをオススメ致します。

また、寒さゆえ「鼻水ダラ~ン」になる恐れがありますので、
鼻の寒さ対策としてマスクもあったほうが良いかと思われます(笑)

あ、大掃除の後は通常の稽古ももちろん行いますので、
稽古道具もご準備下さい。

以上、昨年度は足元がびしょびしょ+
鼻水全開だった笹からの業務連絡でしたっ(笑)


♪ぴんぽんぱんぽん♪


☆☆☆☆☆

SENDAI光のページェントで多くの人で賑わい、
実業団女子駅伝も粛々と行われた今週末。

モリさんの柄を修理して頂くために、今週土曜日の稽古後、
S先生に付き添い頂き、モリさんを携えて行って参りました。
張詰めたような冷たい風と小雪が舞う宮城県は仙台市 at 鞘師さんのお宅。


鞘師さん「では、刀はお預かりしますので。
 年内に修理したとしても・・・渡せるのは・・・年明け1月15日くらいとしてください」

笹・S先生「宜しくお願いします」

鞘師さん「(分解した)金物はふっとびやすい(なくしやすい)のでね、
この箱に入れて・・・と」


鞘師さんはモリさんの柄に付いていた、
柄頭、縁金、切羽をひょいと摘み、小さな桐の箱に入れていきます。
もちろん目貫・・・”かに~ず”も箱に入ります。


おもてかに「「笹、じゃあねー! また迎えにきてねー (^▽^)ノ 」」

うらかに「「かにら、綺麗になってくるからー ばいばーい (^▽^)b 」」

おもてかに「「先生(鞘師さん)、よろしくおねがいしまーす□×$#※▲・・・」」

うらかに「「●×$#※▲・・・」」


・・・ぱたん。


”かに~ず”の楽しげな声がするなか、鞘師さんは箱の蓋を閉じました。
今しばらくのお別れです  (ノω・、)・゚・。・゚゚・*:.。

☆☆☆☆☆

本ブログに掲載している日本刀に関する記事を、まとめました。
最新の情報は【たまに更新】日本刀のお手入れ・修復 豆知識にアップしています。





☆☆☆☆☆


地元の鞘師さんは、ご自身も影山流を嗜まれたご経験があり、
武道と美術の両方の観点で鞘の製作や修理の他、柄や金物の修理をして下さいます。

この間、刀剣鑑賞会で景品として鉧(ケラ)を頂いたのですが、
その鉧を景品として提供して下さったのも、この鞘師さんです。
そんでもって、鞘師さんも刀鍛冶さんから鉧を貰い受けたのだそうで、
元々の持ち主だった刀鍛冶さんは当会の先生方の刀を打った方の、
実のお父様だったりします。
う~ん、”刀のパパ”のお父さんの鉧  ( ̄▽ ̄) ヨノナカ セマイデスネ


鞘師さんは今回も、
柄やモリさんに関する興味深い話をして下さいました(^▽^)
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、
拙い話にちょっとだけ、お付き合い下さい。

★柄木(つかぎ 刀の茎が直接触れる部分。朴の木で作られています)
柄木は使えるので新調しない。
長年の使用で刀の茎(なかご)に触れている部分は潰れて
隙間が空いているので、潰れた部分を埋め合わせて調整する。

この刀(モリさん)の柄木はキョウギと和紙で補強されており、
和紙に文字と印鑑の跡がある。
日本が印鑑を使い始めたのは明治時代なので、
柄木を補強したのは明治以降と思われる。

★柄糸
一見、納戸色(強い緑みの青)のように見えるが、作った当初は紺色だった。
長年の使用によって、色褪せて今のような緑色になったのだろう。

★鮫皮(柄木を包み、柄に耐久性を持たせます)
鮫皮にもそれぞれ、白っぽかったり、黄色味がかっていたりと
様々な色味がある。
大刀・小刀の柄を作る場合は、両方とも同じ色味の皮を選ぶようにしている。

新しい鮫皮は白いものだが、
柄木と鮫皮の間にキョウギを噛ませることで、色味に変化をつけることができる。
皮の白さを強調したければ、白いキョウギを挟むことで、
より白さが映えるようになる。

白さを抑えたいまたは飴色がからせるためには、
飴色がかったキョウギを挟むことで皮の白さを抑えることができる。

★目貫
目貫の意匠には大きく分けて、動物と植物に分けられるが、
掟として、動物の目貫は、顔や視線が剣先に向かうように付ける。
植物は、成長点が柄頭の方向(=根っこは剣先の方向)で付ける。

この(モリさん)の目貫は親ガニと子ガニで一対の構成となっている。
親子の構成となっている目貫は、親が先に剣先へ向かうように付けるのが掟。
現状、子ガニが先に剣先へ向かうようになっているので
目貫の位置が、差しオモテと差しウラで逆になっている。
柄巻きも逆になっていることも考慮すると、
柄巻きに関する知識があまりない者が柄を巻いたのだと思う。

動物系の目貫で、顔や視線が剣先に向いていない付け方を、「逃げ目貫」と呼ぶ。

S先生「うーん、逃げ目貫だったから笹の居合は、逃げ腰だったのかなぁ」
笹「・・・・・・(-_-) ソンナコタァナイ」

動物系の目貫は目の位置に柄巻き糸が来ないようにしている。
顔に柄巻き糸が触れたとしても、目だけは必ず出すようにする。

これの(モリさん)の鞘の意匠が日天(太陽と月)なので、
当初はカニではない、日天と関係する目貫だったのかもしれない。
何らかの理由で、カニと取り換えた可能性がある。

長年の汚れもあるので、綺麗に落とす。

★刀身へ打ち粉を打つ頻度
鑑賞や手入れの際に、刀身へ打ち粉を打つと思うが、
(頻繁に)始終打ち粉を打つことを30年も40年もやっていると、
刀身の刃と地鉄の境が白くぼやけてきてしまい、地鉄が刃のように白くなってしまう。
打ち粉を打つのは半年に一度くらいでよい。

★モリさんのことを刀工名鑑で調べて下さいました。
武州、尾張の刀鍛冶で、尾張や美濃で仕事をしていた。
相州風や美濃風の刀も打った。


鞘師さんはモリさんの柄の修理にあたり、いろいろアドバイスを下さいました。
目貫の位置はかなり相談にのって頂きました。
修理が終わるのがとっても楽しみです(^-^)
モリさんの情報も新たに入ったし・・・ワクワクいっぱいです♪

モリさん、かに~ず、頑張ってくるんだよー(^▽^)ノ

« 今週の稽古っ(2014年12月6日~7日 初雪です) | トップページ | 大掃除とお菓子祭りと寿命さん(^▽^)v (2014年12月20日~21日) »

コメント

一剣様
はじめまして、ブログを覘いて下さって有難うございます。
お問い合わせ頂いた鞘師さんについて、
一剣様のメールアドレスにご連絡させて頂きましたのでご確認お願い致します。m(_ _)m

こんにちは!!
お初にお目にかかります。
一剣と申します。
仙台に鞘師さんがおられたなんて初めて知りました!
もし差支えなければどちらのお店か教えていただけませんでしょうか?
よろしくお願いします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/94086/60809285

この記事へのトラックバック一覧です: 今週の稽古っ(2014年12月13日~14日 大掃除は20日ですよ):

« 今週の稽古っ(2014年12月6日~7日 初雪です) | トップページ | 大掃除とお菓子祭りと寿命さん(^▽^)v (2014年12月20日~21日) »

笹の通う道場

参加してます

  • にほんブログ村 格闘技ブログ 居合道へ
無料ブログはココログ