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ミニ遠征: 刀剣博物館(第57回 重要刀剣等 新指定展)

笹は先日、東京への出張の折、
ずっと行ってみたいと思っていた刀剣博物館へ行ってきました!

本物の刀…古刀や新刀が間近に見られるということで、
博物館までスキップ踏んじゃいそう!

というか
踏んでいける!

むしろ
踏み切れるだろう!

…というくらいワクワクしました(←アホの子)

(ここからは笹は不勉強ゆえ刀剣の専門知識が乏しいため、
刀剣に関する感想は、あくまで笹の今持てる感覚に頼った文章になります。
あくまで個人の感覚によるものだと予めご了承下さい。)


刀剣博物館は、代々木にある日本美術刀剣保存協会の建物内に設けられており、
小田急線 参宮橋駅から徒歩15分くらいの閑静な住宅街にあります。
途中には劇団四季の事務所(稽古場?)やミニ盆栽屋さん、カフェもあり、
歩いているだけでも楽しくなります。

件の刀剣博物館。
今回の展覧会の題目は「重要刀剣等 新指定展」。
刀剣博物館のイメージとしてはなんというか…ご高齢で眼の光る、
眉間に皺を寄せた、難しい顔立ちの方々が取り仕切っていらっしゃるんだろうなー、と。

そんな笹のイメージとはうらはらに。
優しい女性職員さんがカウンターでお仕事をされており、
笹の荷物を預かって下さり、展示室に入ることができました。

展示室内は薄暗く、白熱灯が壁沿いに展示されている刀剣を
柔らかく浮かび上がらせています。

…なんというんだろう。
展示室に入った途端、雰囲気が違うと感じました。
…なんといえばいいのか…刀剣が目を閉じて、ゆっくりと深呼吸しているような感覚。
静かに何かを考えているような感覚。
笹の一日、日本の一年など、刀剣の一呼吸のうち一瞬にも満たない時間だと
感じさせる雰囲気を持っていました。

展示されている刀剣で、古刀は平安時代末期から。
磨上げ、大磨上げは当たり前のように施されているあたり、
戦国時代から現代まで、
いろんな人の手に渡って、いろんな人の心を支えたり、見てきたんだろうなぁ…。
いろんな体験をしたからこそ、刀剣は寡黙にも見えて、
こちらが心を持って話しかければ重い口を開いてくれるけれど、
自発的に口を開くことは一切しないよと、言いたげにも見えました。
このままじっと、刀剣の呼吸を感じてみたい。

…とは思うものの。
そうそう感傷的になってる時間は、笹にはないのです。
来た限りはしっかり見ていかなくちゃ、です。

幸い週末のため来場客も少なく、一振りずつじっくり拝見できました。
全体的に備前刀が多めです。
鍛え肌、波紋がものすごく綺麗に見えました。
白熱灯のみの照明は、この為のものだったのですね。
もう、肌がはっきりと見えるよ…!
「おぉ、すごー」とか「わー」とか呟きながら
棟区から切先までじっくり舐るように拝見してきました(笑)

拝見しているうちに、刀身の全体的なバランスも
刀匠によって様々な工夫があることが判りました。
その工夫について、「この反りと帽子、波紋、素敵だな」とか、
「刀姿はバッチリなんだけど、肌と波紋がちょっとな…」とか。
「青…黒紫…かな?」とか、地鉄の中にいろんな色を感じたり。
いろいろ思うのはとっても楽しい。

また、従来のイメージが変わったものもありました。
例えば波紋だと、湾が好きで、丁子乱れ系のものは苦手だったのですが、
刀匠によってはとても魅力的な丁子乱れを作られていたり。

刀装具についても、憧れの後藤一条の鍔も拝見できました♪
雪華文鐔をTVで見てから、あの繊細な細工が大好きなのです(^-^)
あと、どの刀装金具も、魚々子の点の計算された均一さ、鳥肌モノです。
あのツブツブ加減…イクラのようです(笑)
本当に手打ちだったのかしらと思えるくらい、見事でした。



今回の博物館見学で感じたことは、
実物を見ずに本や写真を見ただけで、好き嫌いを決めては本当に勿体ない。
まずは自分の感覚で感じることが大切。
学術的な知識もあったほうが、より深く感じることができるのでしょうが、
まずは先入観なしに感じることが、大事なのかなと思いました。
そういう意味では、今回は不勉強でよかったのかも(笑)
ずっとそのままではマズイけれど(笑)

また機会があれば、いろんな刀を見てみたいなと思います(^-^)ノ

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